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SEC(エス・イー・シー)練混ぜ

コンクリートエンジニアリング

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SEC(エス・イー・シー)練混ぜ

特 長

3. 乾燥収縮クラックの発生が減少する

SECコンクリートは引張強度が向上し、そのバラツキが小さくそして乾燥などの収縮量が小さいためクラックの発生を低減できます。

◎収縮ひび割れ試験結果

下図に示すような、内側を拘束されたリング状のコンクリートリングに発生するクラックの結果を示します。材齢ごとに計測した結果を下表に示しました。

イメージ:収縮ひび割れ試験結果

出典:「SECコンクリートの乾燥収縮ひび割れに関する基礎的研究」
辻、伊東、山本:セメント技術年報 vol.36, 1982年

◎純引張試験での試験結果

円柱(直径10cm、高さ20cm)の試験体の上下端に鋼製端板を接着し、引張荷重だけが作用するようにして純引張強度を求めた試験の結果を示します。
SECコンクリートは一括練混ぜコンクリートと比べ純引張強度が大きく、その変動幅は小さいことが分かります。

イメージ:純引張試験での試験結果

◎ペーストの収縮ひび割れ試験結果

コンクリートとしての収縮量のデータは多くあり、基本的にはSEC練混ぜの方が収縮量は小さいですが、大きな差はありません。
コンクリートの収縮はセメントペーストの収縮の影響が支配的と考えられます。
コンクリートで収縮量の差が小さくても、ペーストではより差が表れると考えられます。
ペーストについての試験により、キャピラリーペースト(キャピラリー状態の練混ぜを経たペースト)は本質的に収縮量が小さいと考えられます。

SEC(分割練混ぜ)のペーストと従来(一括練混ぜ)のペーストとの収縮量の比較のため、水セメント比、練混ぜ方法および練混ぜミキサを変えた時のクラックの観察試験の結果を示します。
5cm(幅)×15cm(長さ)×3cm(厚さ)の枠にセメントペーストを満たし、釘の拘束がある状態で40℃の乾燥炉に24時間静置したとき、下図に示すクラック状況を得ました。

イメージ:ペーストの収縮ひび割れ試験結果

出典:「SECコンクリートの乾燥収縮ひび割れに関する基礎的研究」
山本 康弘、伊東 靖郎他:セメント技術年報 vol.36, 1982年

SEC(分割)練混ぜのペーストの方が、クラックの数が少なく、幅も小さいです。
クラック状況は水セメント比33%のモルタルミキサを使用した場合で比較すると、従来(一括)はクラックが貫通しているのにSECは同じような場所でヘアークラックです。
クラックが発生しにくいのには収縮量が小さいか、引張り強度が大きいかの二つの理由が考えられます。
この試験結果からは、SEC(分割)練混ぜのペーストはクラックが発生してもその幅が小さいということにより、本質的にペーストの収縮量が小さいことが分ります。
このため、SEC練混ぜのコンクリートおよびモルタルはクラックが減少すると考えられます。

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